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メディア2020.08.06わたぼうしグランドデザインが活動報告のため浜松市長を訪問しました

学生団体わたぼうしグランドデザインの学生が7月30日に浜松市役所に鈴木康友市長を訪ね、活動報告しました。

5月から行っている「いっしょならできる!」というプロジェクトであるインターネットでのフェアトレード商品の販売、オンラインでの募金活動の報告と、以前から行っている「浜松インターナショナルスクール」で外国籍の子どもたちへの学習支援活動を、オンライン授業に切り替えたことを伝えました。

学生たちは限られた時間の中でわかりやすく伝えるため練習を重ね、当日は、緊張した雰囲気の中でも活動や思いを丁寧に堂々と伝えました。

プロジェクト「いっしょならできる!」

インターネットでフェアトレード商品の販売とオンラインでの募金で、寄付金を募っています。ネット販売では、現地のマティグサログ族が作る伝統工芸品の竹製リュックサックとブレスレットを販売しています。これまでに販売と寄付で12万円が集まっています。

以前お世話になったダバオ市特別支援学校教員連盟の先生より、閉鎖された学校が検疫センターの拠点となり、教員がボランティアとして新型コロナウイルスの医療従事者へ食事や防護服の調達支援を行っていることを聞いたこと、またフィリピンでの新型コロナウイルスによる死亡率が世界的に見ても高い状態であることを受け、活動を開始しました。

商品は、新型コロナウイルスが流行する以前に実際に現地の市場で学生が買い付けた商品です。
以前よりフィリピンの子どもたちが、伝統工芸品や日用品の販売のため学校に行く時間を削っているという児童労働問題を解決したい思いから、フェアトレード商品を仕入れ、浜松市内で販売を行っていましたが、今回のフィリピン医療従事者からの支援を求める声を受け、オンラインでの販売を始め、売り上げと募金を寄付します。

オンライン募金こちら https://syncable.biz/associate/watabo2020/

オンライン販売こちら https://stmisha.base.shop/

 

「浜松インターナショナルスクール」

浜松市内在住の、海外とつながる子どもたちへ、英語を使った数学やプログラミングなどの授業を通して学習支援するため、浜松インターナショナルスクールの運営をわたぼうしグランドデザインに所属する学生が行っています。現在は30名の子どもたちが在籍しています。
新型コロナウイルス感染拡大のため、5月からはオンラインで授業を続けています。

 

本学は、以前より長期学外学修プログラム「DiCoResプラス」でもフィリピン・ダバオ市との交流を深めており、
わたぼうしグランドデザインは、いつも温かく迎え、まるで家族のように接してくれるダバオ市の方々にお返しがしたいという思いを持って活動しています。

代表の子どもコミュニケーション学科3年國持里帆さんは、現在はダバオ市の方々と実際に会うことはできないけれど、関係を途絶えさせず、今だからできることがあると考え、オンラインなどで活動していきたいと話をしていました。

 

 

新聞にも掲載されました。

中日新聞7月31日朝刊
この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています

 

静岡新聞7月31日朝刊掲載
静岡新聞編集局調査部許諾済み