長期企業内留学

3か月間、企業で学ぶプログラム

就職活動の一環として実施されている従来の1週間から2週間のインターンシップとは異なる、産学官連携による地域人材育成を目的とした実践的教育プログラムで、「長期にわたり企業に留まり学ぶ」ことを意味します。3か月間のまとまった期間、企業で学ぶプログラムは全国でも珍しく、県内の大学では初めての試みとなります。このプログラムは2018年度から、本格的に始動しました。浜松市内を中心とした、さまざまな業種の企業にご協力いただいております。

長期企業内留学の流れ

企業研究、コミュニケーション・スキルの養成、マナーに関する講習、実習記録の記入方法などの長期企業内留学を行うための直前指導を行います。実習中は1週間に一度、受講生全員が大学に登校して、企業内留学の状況を報告します。実習は3年次の前期の3か月にわたり一括して実施し、修了者には12単位を授与します。

2019年度長期企業内留学体験記

浜松市北部協働センター地域共創学科 地域政策専攻4年/野栗 綾乃

子どもたちの成長を助ける仕事がしたい。そう考えている私にとって、北部協働センターは最高の留学先でした。住民の方々の生の声に接して、大学の講義で得た知識がより深く自分のものになったと感じています。ここでの最終目標は、地域の中学生が企画する「ジュニア公民館」というイベントを成功させること。子どもにとっても、私にとっても良い経験になるようがんばります。

<<企業からのメッセージ>>
協働センターは、妊婦さんだったり、お年寄りだったり、様々な人がそれぞれ違う目的で訪れる場所です。その一人ひとりに寄り添う対応ができるようになったことは、これから彼女の強みになると思います。AEDの講座では消防との調整や名簿作成、当日は受付と司会も任せましたが立派にやり遂げてくれました。この留学が終わっても、私たちは野栗さんを応援していますよ。

浜名湖リゾート&スパ THE OCEAN地域共創学科 観光ツーリズム専攻4年/野寄 友里能

新入社員の方と一緒に研修を受けさせていただき、主にチェックイン受付などのカウンター業務を担当しています。お迎えする私たちにとっては日常でも、お客様にとってホテルで過ごす時間は特別です。少しでも楽しい思い出が増えるよう、心掛けているのは笑顔で丁寧に接客すること。中国からのお客様も多いので、第二外国語で学んだ中国語が役に立っています。

<<企業からのメッセージ>>
彼女は覚えが良いので、シフトに入って活躍してもらっています。そろそろ仕事に慣れて、最初の壁にぶつかる頃かもしれません。誰にでも訪れるこの時期を、学生のうちに経験できるのは幸せなことです。これを乗り越えると、もう一つ上のステージに上がれます。観光業界は、女性の感性や若い方の発想を求めています。当ホテルでの経験を、観光の仕事に活かしてください。

ナビ個別指導学院地域共創学科 グローバルコミュニケーション専攻4年/坂田 加奈恵

英語が苦手だった私が、中学校の英語教師を目指すようになったきっかけは、1人の先生との出会いでした。私も子どもたちに、学ぶ楽しさを伝えられる先生になりたい!そう思いながら、小学生の国語・算数、中学生の英語・数学を担当しています。それぞれ理解度も問題を解くスピードも違うので、授業の進め方で悩むこともありますが、子どもたちから元気をもらっています。

<<企業からのメッセージ>>
生徒との関係づくりが上手で、彼らのことを深く理解してくれています。また、情熱もあって、子ども好きだということが伝わってきますが、時には厳しさも必要。そこが備わってくると、より良い教育者になれるはずです。生徒たちにとても慕われているので、留学期間が終わると子どもたちが寂しがりますね。学校だけでなく、塾の先生も将来の選択肢に加えてほしいです。