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　　　　　　令和2年４月15日

新入生・在学生の皆さんへ

浜　松　学　院　大　学

浜松学院大学短期大学部

学長　　石　田　勝　義

前期授業開始日の再延期について

新型コロナウイルス感染症によって、国内外が大きく動揺する中、皆さんは新学期をスタートすることになりました。

様々な活動の制約を受けながら、不安な日々をお過ごしと思います。静岡県全体の新型コロナウイルス感染者はすでに50名に迫っています。県内感染者の多くは感染多数発生地域との関係者ですが、全国では感染経路が不明な集団発生もみられています。

このため、先日連絡しました４月20日からの授業開講日を５月11日に再度延期することといたしました。また、同時に、クラブやサークル活動、ゼミ活動など、大学でのすべての活動も原則中止といたします。大学への登校も必要最小限のものとしてください。皆さんの健康を第一に考えた措置ですので、くれぐれも授業がないからといって、不要不急の外出を避け、友達と集まったりせず、自宅で過ごすようにしてください。

本学では皆さんの健康と安心、安全な学習環境を最優先に考えています。人と人との接触を避けることが最も感染拡大防止に有効であるとの国の指針を踏まえ、本学では教室を使用しての対面授業を延期し、遠隔(自宅)で皆さんが授業を受けられるよう準備を進めています。しばらくは自宅学習が中心となりますが、大学の教職員が最大限に学習の機会を確保し、皆さんの学びをサポートします。

改めて皆さんにお願いがあります。日々刻々と変化する社会状況を冷静に踏まえ、大学からも新しい情報を発信しています。大学のホームページを確認し、大学からのメールや、ポータルサイトのお知らせを必ず確認してください。そして、自宅待機で困っていることや悩みがあったら、電話やメールを通じてぜひ本学に相談してください。一人の感染者も出すことなく、この困難な状況を乗り越えるためには、全教職員だけでなく学生の皆さんやそのご家族の皆さんの協力が不可欠です。

テレビ等で毎日繰り返されていますが、私たちに最も求められているのは、第一に自分が感染しないことです。自分を守るため、手洗いや咳エチケットなどの感染症対策を行ってください。そして、皆さんは大学生であると同時に、地域社会の構成員の一人でもあります。大切な家族や周りの人に感染させないことを常に意識し、身勝手な行動をとることの無いように注意してください。

新型コロナウイルス感染症との戦いは、全く予測できない状況下にありますが、日々変わる状況に対して、新たな対応を常に講じてまいります。

新型コロナウイルス感染症が落ち着き、元気な皆さんに大学で会えることを願っています。