小学校・特別支援教育専攻
実践力に優れた小学校教員・特別支援学校教員になる
小学校や特別支援学校の教員になるための専攻です。
小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状だけでなく、
本学ならではのさまざまなプラスアルファの専門性も身につけられます。
教育プログラム
- 1年次
保育園、幼稚園、小学校、特別支援学校の観察体験を行います。実際の現場で子どもと関わったり、授業を見学したりすることで、子どもへの理解を深めます。また、自分がどの進路を目指したいのか目的意識を明確にします。
- 2年次
実践活動「DiCoResミュージアム」を行います。地域の子どもたちを大学のキャンパスに招待し、楽しく知識や能力を伸ばすプログラムを企画・実践します。また、「学校インターンシップ」では、合計60時間、学校現場に入り、学校という場や教員という職務について理解を深めます。
- 3年次
小学校、特別支援学校の教育実習、さらにはゼミを中心に学校での調査活動、ボランティア活動、浜松市協働センターでの講座連営などを通し、学校での学びと実践の融合を図ります。
- 4年次
各ゼミを中心に卒業論文の執箪を行います。3年次の子ども実践ゼミから取り組んできている教育実践を理論化する力を身につけ、プレゼンテーション能力を磨きます。
目指す教育者像
- 幼児教育との円滑な接続や小中一貰教育を推進できる小学校教員、特別支援学校教員
- 障害や外国籍等といった多様な児童やその保護者に寄り添うことができる小学校教員、 特別支援学校教員
- 学習指導要領の趣旨を踏まえ授業改善ができる小学校教員、特別支援学校教員
- いじめ、不登校等の生徒指導上の諸問題に柔軟に対応することができる小学校教員、特別支援学校教員
取得可能な免許・資格
小学校教諭に加え、障害のある子どもをはじめ、特別な支援を要する子どもへの支援ができる専門家を目指します。
基礎免許・資格
- 小学校教諭一種免許状
第二の専門性
- 特別支援学校教諭一種免許状(肢体不自由者、知的障害者、病弱者)
- 幼稚園教諭一種免許状
取得支援する資格・検定
◯中学校教諭一種免許状(英語・社会・保健体育) ◯高等学校教諭一種免許状(英語・地理歴史・公民・保健体育) ★公務員試験 ★●TOEIC ★実用英語技能検定 ★●ITパスポート ★●マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) ★基本情報技術者 ★応用情報技術者 ★ICT支援員能力検定 ★教育情報化コーディネータ ★Google認定教育者トレーナー
※◯は星槎大学と連携で取得できるもの、●は授業で取得支援するもの、★は奨励金対象のもの
小学校・特別支援教育専攻の特色
- 教員の多くが地域の小学校、特別支援学校、協働センター等と交流を持っているため、子どもと実際に関わる機会を多く提供できます。
- 本学では多様な学修・ボランティアの機会を提供できます。浜松市かわな野外活動センターや静岡県立観音山少年自然の家におけるキャンプ指導、地域の小学校における運動会や音楽会への参加など。
- 教員の中には校長や教頭の経験がある者がいるため、授業実践や教員採用試験対策について、具体的なアドバイスを提供できます。
教育実習
実習先 | 富士市立青葉台小学校
田中 陽大(静岡県立吉原高等学校出身)4年 小学校・特別支援教育専攻
小学校での教育実習を経験して、私は協力することの重要さを学びました。学校の中では先生方が授業中や休み時間など子どもに対して指導をする場面に多く接しました。先生方はその都度相談や情報共有などを行い、学校全体で力を合わせて教育に向き合っていました。子どもたちが安心・安全に生活を送るためにも、より良い環境を作っていくことが大切だと感じました。これからも自分の目指す教員像に近づけるよう頑張ります。
実習先 | 静岡県立浜松特別支援学校城北分校
福山 有亜(浜松学院高等学校出身)4年 小学校・特別支援教育専攻
私は人前に立って話すことが苦手で、実習に対して不安や心配がありました。しかし実習を重ね、生徒と接していく中で一人ひとりのことを少しずつ理解することができ、成長を感じるようになりました。また、実習先の先生方にも多くのアドバイスをいただき、現場での経験を通して苦手意識を克服することができました。そして、自分の目指す教員像に近づけるよう、今後も学びを深めていきたいと思います。
授業ピックアップ
目標は「学校は楽しい」と感じてもらうこと
小学校教育の目標は、すべての子どもたちに「学ぶって楽しいことだな」「人と関わるって、安心できることなんだな」ということを実感させることだと考えます。浜松学院大学の4年間の学修を通して、楽しく、分かりやすい授業を創造する力を身につけ、子どもに安心感を与えるコミュニケーション力を磨きましょう。教員を目指す皆さん、皆さんを待っている子どもたちがいます。浜松学院大学で、一緒に夢を追いかけませんか。
特別支援教育、肢体不自由児の教育
保育・教育では、子どもを理解することが重要です。一方で、あなたは、どれくらい自分を理解できているでしょうか。大学生活では、保育・教育の実践者として必要な知識理解を広げると同時に、グループディスカッションや体験等を通して、自分の心と向き合い、他者との関係の中で自己理解を深めていきます。そして、4年間の学びの中で、自分自身の成長、すなわち「できる」を実感してください。そんなあなたを全力で応援します。
教員は自分自身も成長できる素晴らしい職業
浜松学院大学は、1年生からゼミに所属したり、教師塾で実践的な採用試験対策を受けたりするなど、教員を目指す学生さんの夢を実現できるよう、きめ細かなサポートの仕組みがあります。教員は、次代を担う人材を育成する大切な役割を担うとともに、子どもに関わる喜びを感じながら自分自身も成長を続けていくことのできる素晴らしい職業です。あなたの人生の本番はこれからです。浜松学院大学での4年間の学びを通して大きく成長し、一緒に夢を叶えませんか。
特別支援教育,病弱児の教育
特別支援教育はニーズがあれば、障がいの種類や程度によらず、適切な指導・支援を行うことが大切です。同じ障がいでも子どもにより特性は異なるので、子どもの様子をよく観察して一人ひとりに応じた環境調整をすることが教育者の役割です。そうすることで一人ひとりの子どもたちにとって安心感のあるクラスが作られます。どのように子どもの特性を見極められるのか、どうすれば子どもが楽しく学べる環境づくりができるのか、その答えを大学で見つけていきましょう。