教員紹介
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広瀬 正剛
ひろせ せいご
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担当科目
観光学入門、観光政策、観光史、観光まちづくり、観光地計画、旅行産業論、地域共創演習Ⅰ、ゼミナールⅠ、卒業研究、長期企業内留学指導
高校生・学生へのメッセージ
我々が「当たり前」だと思っている考えや行動は、昔はそうでなかったり、住んでいる場所によっては全然別のことがそうだったりと、長い時間や広い空間で捉えると、実はちっとも「当たり前」でなかったりします。そして今の「当たり前」が未来にとってふさわしくないなと感じたら、変えていくこともできます。
大学での先生や仲間たちとの交流を通じて、今の「当たり前」がなぜ、どのように作られたのかをじっくりと観察し、未来にとってふさわしいものに変えるためにはどうすればいいのかを自分自身で考え、行動する力を身に付けてほしいと思います。そのための努力を全力で応援します。
学歴
2002年3月 成蹊大学法学部法律学科 卒業
2015年3月 法政大学大学院政策創造研究科 修士課程 修了
2021年3月 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 博士課程 修了
学位
博士(観光学)北海道大学
主な職歴
2002年4月-2020年12月 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社
2021年4月- 浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 地域共創学科 助教
2023年4月- 浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 地域共創学科 講師
主な社会的活動実績など
・2023年度-「産学官金連携による観光プロジェクト研究会(浜松いわた信用金庫、天竜浜名湖鉄道、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、浜松学院大学)」にゼミとして参加。
・2023年度-ゼミにおいて浜松・浜名湖ツーリズムビューローと連携し、体験型旅行商品の開発およびウェブメディア販売。
・2022年度-日本自動車連盟(JAF)静岡支部主催「ドライブスタンプラリー」コンテストにゼミとして参加し、最優秀賞を獲得。
専門分野
観光地経営組織(DMO)、地域主導型観光
研究課題
・持続可能な地域経営と地域主導型観光の相互関係について
・地域主導型観光の担い手となる観光地経営組織(DMO)に求められる機能について
所属学会
日本観光ホスピタリティ教育学会、日本観光研究学会、日本温泉地域学会、瀬戸内研究会議
主な研究実績
研究論文・広瀬正剛(2024):「人口概念と地域経営の相互関係についての基礎的考察-静岡県浜松市を事例として-」『浜松学院大学研究論集』(20),51-64.
・広瀬正剛(2023):「「浜名湖かんざんじ温泉地域」を形成した社会過程についての研究-地方雑誌『東海展望』の記事分析を中心として-」『温泉地域研究』(40),1-12.
・広瀬正剛(2023):「観光地域づくり法人(DMO)が手掛ける着地型観光事業についての研究-浜松・浜名湖ツーリズムビューローおよび「浜松・浜名湖ちょい旅ガイド」を事例として-」『浜松学院大学研究論集』(19),51-63.
・広瀬正剛(2021):「旅行案内書を主な分析資料とした温泉地域の近代化過程に関する研究-有馬温泉を事例として-」,北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 博士論文.
・広瀬正剛(2019):「周辺の遊覧地形成ならびに乗合自動車事業の開発が有馬温泉地域に及ぼした影響についての研究」『国際広報メディア・観光学ジャーナル』 (29),3-20.
・広瀬正剛(2018):「近代期における有馬温泉地域に関連する鉄道アクセスの変遷についての研究」『温泉地域研究』(31), 13-24.
・広瀬正剛(2015):「歴史的地域資源を活かした持続可能な地域経営に関する研究-旧東海道品川宿周辺地域を事例として-」,法政大学大学院政策創造研究科 修士論文.