教員紹介
- 教授
大森 直也
おおもり なおや
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担当科目
コミュニケーション演習Ⅰ、キャリアデザインⅠ、肢体不自由児の教育、肢体不自由児の心理・生理・病理、肢体不自由児教育特論、地域と福祉、教育行財政論、教育政策、子ども実践ゼミ、介護等の体験実習、現代社会における教育
高校生・学生へのメッセージ
なりたい自分を見つけましょう。「特別支援教育は教育の原点である」と私は思います。
学歴
兵庫教育大学大学院(障害児教育専攻)
学位
修士(教育学)
主な職歴
宇治市立小学校教員
京都府立特別支援学校教員
京都府総合教育センター特別支援教育部主任研究主事兼指導主事
京都府スーパーサポートセンター総括主事
京都府立特別支援学校副校長
関西学院大学非常勤講師(2021年度前期)
京都教育大学非常勤講師(2021年度後期)
主な社会的活動実績など
国立特別支援教育総合研究所研究事業(重度重複障害:肢体不自由、病弱・身体虚弱) 研究協力員(2009年度)
京都府就学支援委員(2009-2013年度)
国立特別支援教育総合研究所研究事業(肢体不自由) 研究協力員(2012年度)
京都府立学校特色化プラン検討会議 参与・政策立案委員(2012年度)
城陽市就学指導委員(2016年度)
宇治市特別支援教育推進委員(2016-2017年度)
京都府山城北圏域障害者自立支援協議会発達部会長(2017年度)
日本育療学会第25回学術集会(京都大会)実行委員(2021年度)
専門分野
特別支援教育、アシスティブ・テクノロジー
臨床心理学(応用行動分析)、教育相談、不登校支援、発達障害のある子どもの学習等に関する支援
<臨床心理士、公認心理師>
研究課題
・ICT及びAT(アシスティブ・テクノロジー)を活用した障害のある子どもの自立と社会参加
・発達障害等のある子どもに関わる教育相談、保護者および学校支援
・ユニバーサルデザイン授業づくり
所属学会
日本特殊教育学会
日本育療学会
日本学校教育相談学会
主な研究実績
1.著書「特別支援教育を支える行動コンサルテーション~連携と共同を実現するためのシステムと技法~」共著、学苑社、2004年
「『読める!書ける!』~すべての子どもが楽に読み書きを学ぶために~」共著、京都府総合教育センター、2009年
「『ユニバーサルデザイン授業』~発達障害等のある子どもを含めて、どの子にもわかりやすい授業~」、共著、京都府総合教育センター、2011年
「実践特別支援教育とAT第1集~第7集」、共著、明治図書、2012~2016
「コロナ休校で肢体不自由の学級での学習動画を活用した事例」、共著、手足の不自由な子どもたち「はげみ」日本肢体不自由協会、2021年
「特別支援学校 新学習指導要領・授業アシスト 自立活動」、共著、明治図書、2022年
「肢体不自由児の心理」、共著、ミネルヴァ書房、2024年
2.論文「障害児教育における情報機器の活用を障害種別と重度〜軽度のマトリクスで概観する試み (障害者の自立を促進するテクノロジーの活用と学校教育の充実)」、単著、日本教育工学会研究報告集、2001年
「コミュニケーションにおける指導から、インターネットを活用した実践例まで」、単著、肢体不自由教育、2001年
「肢体不自由のある子どもの主体的な活動を促す指導-ゲームインターフェースを使った視線入力の活用-」、共著筆頭、学校教育コミュニティ第7号、2017年
「知的障害および肢体不自由のある子どもそれぞれの心理特性を踏まえたカリキュラムマネジメントのあり方」、共著筆頭、学校教育コミュニティ第10号、2020年
「新型コロナウイルス感染症対策下の特別支援教育の教育実践に関する研究-ICTを活用した都道府県の取り組み状況とA特別支援学校の取り組みからの考察-」、共著、こども教育研究(ノートルダム女子大学)、2021年
「浜松市における不登校児童生徒の支援の概要について-都道府県の取組状況と浜松市の取組からの考察-」(研究ノート)、共著筆頭、浜松学院大学研究論集、2022年
「特別支援教育の理念と実践-知的障害や肢体不自由のある子どもの心理特性に応じた教育課程-」(研究ノート)、共著筆頭、浜松学院大学研究論集、2024年
「特別支援教育の理念に基づく教育実践に関する研究-発達障害児の心理特性に応じた取り組みからの考察-」、共著、こども教育研究(京都ノートルダム女子大学)、2024年
3.学会発表等「自閉症生徒における吟行による俳句づくり~環境事象を手がかりにして句を詠む指導~」、日本特殊教育学会自主シンポジウム話題提供者、2001年
「特別支援教育におけるICT及びアシスティブ・テクノロジーの活用」、日本特殊教育学会自主シンポジウム指定討論者、2011年
「特別支援教育におけるICT及びアシスティブ・テクノロジーの活用2」、日本特殊教育学会自主シンポジウム指定討論者、2012年
「知的障害の教科書を考える~日韓の知的障害教育教科書の使用を比較して~」、日本特殊教育学会自主シンポジウム、2012年
「通常の学級におけるユニバーサルデザイン授業~京都府総合教育センタープロジェクト研究~」、日本LD学会自主シンポジウム司会者、2013年
「京都府スーパーサポートセンター(SSC)の取組~京都府立特別支援学校の地域支援センター等との連携による、特別支援教育の拠点機能の充実~」、日本特殊教育学会ポスター発表筆頭、2017年
「地域支援センターによる、広汎性発達障害のある病弱児童の院内学級からの復学における、関係機関連携効果」、日本LD学会研究集会ポスター発表筆頭、2021年
「進行性の視覚障害のある子どもの自治体をまたぐ不登校支援~病弱特別支援学校と地域の小中学校間をつなぐ特別支援教育拠点のサポートセンターによる教育的・心理的支援効果~」、日本特殊教育学会、研究発表、2021年
「ボッチャのリモート投球に関する研究-知的障害と肢体不自由を併せ有する子どもを対象とした支援機器を活用したスポーツ参加-」、日本特殊教育学会、ポスター発表、2022年
「ボッチャのリモート投球に関する研究2-知的障害と肢体不自由を併せ有する子どもを対象とした支援機器を活用したスポーツ参加-」、日本特殊教育学会、ポスター発表、2023年