地域経営学科
※2025年4月「地域共創学科」から「地域経営学科」へ名称変更予定
目指す進路
●県庁・市役所職員 ●警察官・消防士 ●農協・商工会議所職員
●観光関連産業(旅行業・宿泊業・航空旅客運送業等) ●イベント企画運営
●海外事業を展開する企業 ●外資系企業 ●一般企業
資格
地域経営学科では各種取得支援する資格や検定があります。
大学内において、休み時間や放課後を利用して授業とは別に補習形式で資格取得に向けた授業を実施している資格もあります。(一部有料)
取得支援している資格・検定
◯中学校教諭一種免許状(英語・社会・保健体育) ◯高等学校教諭一種免許状(英語・地理歴史・公民・保健体育) ★公務員試験 ★●TOEIC ★実用英語技能検定 ★●国内旅行業務取扱管理者 ★●観光プランナー ★●観光士 ★総合旅行業務取扱管理者 ★宅地建物取引士試験 ★●ITパスポート ★●マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) ★基本情報技術者 ★応用情報技術者 ★ICT支援員能力検定 ★教育情報化コーディネータ ★秘書技能検定 ★●日商簿記検定 ★●ファイナンシャル・プランナー(FP) ★Google認定教育者トレーナー ★NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー) ★NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー) ★日本語能力検定
※◯は星槎大学と連携で取得できるもの、●は授業で取得支援するもの、★は奨励金対象のもの
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
- 大学での学修にふさわしい基礎学力を有し、地域社会への貢献に強い関心を持つ者
- グローバル化し、変容する地域社会の諸課題の解決及び発展に寄与することに使命を感ずる者
- コミュニケーション能力の向上に意欲を持ち、地域社会の変革に取り組み、創造性豊かで行動力のある者
入学までに必要な能力
- 高等学校までに学ぶ内容を身に付けている。
- 地域社会、その課題への関心と意欲をもって学習に取り組める。
- 多様な個性や価値観を尊重しつつ、主体性をもって他者と協調できる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
- 地域社会のさまざまなフィールドでの学びを通して豊かな人間性を涵養するとともに、責任ある自己実現力を修得する。
- グローバル化し、変容する地域社会のさまざまなフィールドにおける幅広い分野と専門分野に関する知識・技術を習熟し、それらを活用して諸課題を解決していく判断力・創造力・実践力を修得する。
- 地域社会のさまざまなフィールドにおいて活動する中で、多様なコミュニケーション能力を高め、リーダーシップを発揮する力を修得する。
専門共通科目
地域社会との連携における基礎知識を修得するため、「地域社会のさまざまなフィールドにおける幅広い分野と専門分野に関する知識・技術」を学修する科目を配置するとともに、専攻の選択に関する「地域政策論」「観光学入門」「グローバルコミュニケーション概論」の選択必修科目を配置している。
各専攻科目群
3つの専攻のうち学生が選択した1つの専攻について、より専門的に学ぶための科目群として「地域政策専攻科目群」「観光専攻科目群」「グローバル教養専攻科目群」を配置している。それぞれの目標に向けて学修を深めるために、専攻やコースにおける専門的な科目が配置されている。
ゼミナール系科目
専門的知識、コミュニケーション・スキル、アクティブ・ラーニング、フィールドスタディを総合的に学修する科目として、「地域社会演習I」「地域共創演習II」「ゼミナールI」「卒業研究」の4科目に加えて、産学官のキーパーソンを特別講師に招く「地域共創学科特別講義」を配置している。
これらは、「責任ある自己実現力」や「諸課題を解決していく判断力、創造力、実践力」、更には「多様なコミュニケーション能力を高め、リーダーシップを発揮する力」を修得する科目である。
キャリア科目
自分の進路を考えるため、「キャリアプランI」、「キャリアプランII」と「キャリアデザインI」、「キャリアデザインII」を2年次・3年次に配置し、低年次からのキャリア教育による早期からの目標設定と意欲喚起を行う。また、三ヶ月間にわたって企業において実際の業務を経験しながら学ぶ「長期企業内留学」を配置し、各専攻科目群の講義・演習科目で学修した専門知識を基にアクティブラーニングやフィールドワークを行う授業科目構成となっている。
関連科目群
コンピュータ関連資格や、簿記、TOEICなどの資格取得を支援するための「関連科目群」を配置しており、令和6年度からは「ファイナンシャルプランナー」の資格取得支援科目を開設している。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)
- 高潔な倫理観に立って、地域を愛し、地域に貢献することができる豊かな人間性を身につける。
- グローバル化し、変容する社会に対応できる幅広い教養と実践力を活用して、地域社会の課題を解決できる力を身につける。
- 地域社会におけるさまざまなフィールドにおいて「実践練磨」の場に生きる共生協調能力を身につける。
- 知識・理解
- 様々な分野の知識を学び、理解することで、複数分野の知識を応用して多面的に考察することができる。また、地域の政策や経営、観光、グローバル化に関する専門的な知識を体系的に学び身につけることで、地域社会の課題解決に必要な理論を理解し、活用することができる。
- 思考・判断
- グローバル化し、変容する地域社会の課題に対し、情報を収集分析し、身に付けた様々な知識や技術、経験をもとに、多面的な視点から論理的かつ倫理的に判断し、解決策を考え、行動することができる。
- 関心・意欲
- 地域を愛し、地域に貢献することへの使命感を持ち、地域社会の課題解決に対する意欲をもって学びを継続することができる。
- 共生協調能力
- 地域社会において、多様な個性や価値観があることを理解し、そこに住む人々や、地域産業などそれぞれの立場に寄り添った地域貢献ができる。また、自身の考えを他者に正しく伝えつつ、他者の意見も尊重することで、仲間や周囲の人と協力し主体的に活躍できる。
学生の声
将来のキャリアアップにつながる
スキルを身に付けることができます
吽野 響(静岡県立浜名高等学校出身)2年
浜松学院大学の魅力は多くありますが、その中でも特筆すべき点が2つあります。1つ目は、長期企業内留学のプログラムがあることです。2つ目は、1、2年次には1つの学問領域にとらわれず、幅広く勉強でき、3年次からは自分の興味関心に応じた専門分野を学べるところです。私は以前からサービス業に興味があり、浜松学院大学でなら将来役に立つ知識を学ぶことができると考え、進学を決断しました。加えて、教職員の皆さんとの距離が近く、親身になってサポートしてくれることも、学びやすさにつながっていると思っています。
「成長した」と自分に誇りが
もてる大学です
鈴木 穂乃(浜松学芸高等学校出身)3年 グローバル教養専攻
豊富な実践経験を積むことができるところが本学の魅力の一つだと思います。イベントの企画や運営に関与することが多く、臨機応変に対応する判断力が身につきます。また円滑に作業を進めるためにチームワークが必要になることや、時にはリーダーシップを発揮してチームを引っ張ることもあります。多種多様なイベントを通して、地域の人たちと関わることでコミュニケーション能力も向上します。地域のためにアクションを起こしたい、という人には最適な大学だと思います。講義で得た知識をすぐに実践的に活かせる環境はとても貴重です。私自身、大きな成長を感じています。
長期企業内留学で得た経験は、
私の人生における大切な財産になりました。
石田 笑都(静岡県立浜松湖北高等学校出身)4年 地域政策専攻 経営コース
長期企業内留学に参加できることが本学の魅力です。参加した当初は不安や緊張ばかりでしたが、短期間で終了する通常のインターンシップとは違い、3か月という長期間、企業へ留学することで、さまざまな部署で幅広い業務に深く関わることができました。私は、浜松商工会議所で学ばせていただきましたが、この留学を通して自己分析を行うことができ、自分には足りていないことを実感するとともに、私の人生における大切な財産になりました。長期企業内留学は、浜松学院大学ならではの取り組みです。皆さんもぜひ、浜松学院大学で長期企業内留学という実践的な経験をしてみてください。
さまざまな知見を養うことができるのは
この学科の魅力のひとつ
河原﨑 賢治(静岡県立掛川工業高等学校出身)2年
地域経営学科では、多様な価値観に触れることができます。「地域」という社会を主軸に、その構造や属する団体、活動、人や物、お金の流れ、その在り方などを各分野の先生から学ぶことができます。また、フィールドワークに出る機会も多く、私は入学当初に都市部へ、夏にフィリンピンへ、11月頃に山間部を訪れました。各地で新たな考えに触れることができ、自分の学習・成長につながっていると感じています。学科の特色でもある「地域経営学科特別講義」では社会の実情や取り組みを知ることができ、非常に興味深く、貴重な経験ができていると感じます。多様な価値観によって深めた考えは、今後の人生でも活きるものだと思っています。
卒業生の声
浜松いわた信用金庫
小野 雅貴さん/地域共創学科(現 地域経営学科)2020年度卒業
浜松学院大学には、学生を全面的に
バックアップしてくれる環境があります。
私は地域共創学科3年次の長期企業内留学で、浜松いわた信用金庫を留学先に選択しました。地元就職を考えていた私にとって、現場を体験したことで、自分自身が将来働いている姿をイメージすることができました。また、地域密着型である金融機関の業務内容や地元経営者の方との面談などの経験が自身の見識を広げ、成長に繋がり、就職活動中の大きなアドバンテージとなりました。今は地域のお客様に寄り添い、資産形成や相続相談等を担当しています。「身につけた知識をお客様と共有し、地域全体の金融リテラシー向上をサポートする。」学生時代に抱いていたこの目標を実現するため、先生や職員の方々には就職に限らずさまざまな支援をしていただきました。学生の思いを後押ししてくれる環境が浜松学院大学の良さだと感じます。
スズキ株式会社
野寄 友理能さん/地域共創学科(現 地域経営学科)2020年度卒業
長期企業内留学に参加したことは
社会に出る前の貴重な経験になりました。
私が就職活動をしていた期間は、新型コロナウイルスが流行し始めたタイミングだったため不安もありましたが、日々の講義から就職活動まで、オンラインやメールも活用しながら教職員の皆様から手厚いサポートをいただきました。とても感謝しています。3年次に参加した長期企業内留学での3か月間は、実際に企業に赴き社員の皆さんと一緒に働く経験をしました。お客様への応対や立ち居振る舞いを学ぶことができ、社会に出る前の良い経験になりました。私は今、社内教育の仕事をしています。講師や受講者と日々やり取りをするので、大学生活で学んだ人と人とのつながりやコミュニケーションの取り方がとても役立っています。