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キャンパス2023.07.21新静岡県立中央図書館ヒアリングに学生が参加しました
ふじのくに地域大学コンソーシアムが主催した、JR東静岡駅南口の県有地で2027年度後半の開館を見込む新静岡県立中央図書館の基本構想に関するヒアリングに、本学学生が参加しました。
静岡県内の他大学(静岡大学、日本大学、静岡文化芸術大学)に加えて、本学のNPO法人わたぼうしグランドデザインの2人の学生、松井歩乃華さん(子どもコミュニケーション学科1年)と河原崎賢治さん(地域共創学科1年)を含めて16名の大学生が参加しました。
グループに分かれて、新静岡県立中央図書館への要望をKJ法*でまとめて、発表しました。
※KJ法とは…多くの情報を、種類や内容、対象など関連性のあるもの同士でグループ化し、グループ間での相関関係や因果関係を明らかにしていく情報分析の方法のひとつ。
松井さんは、「県内には市・県・国指定の無形民俗文化財が、多数存在するが、伝統芸能の継承には古文書や記録映像などの保存が欠かせない。新静岡県立中央図書館には、伝統芸能に関する画像や映像を記録・保存すると同時に、配信する機会も創出してほしい」「子どもが図書館に親しみを感じられるようなイベントや施設の整備してほしい」と大学での専門をふまえた発言もありました。
河原崎さんと松井さんともに、新静岡県立中央図書館の機能として、「情報のデジタル化を進め、静岡県全体から多様な人が同じ情報をアクセスできる環境を整えてほしい、例えばサーバーの一部を共有でき、情報の共有化を実現してほしい」と話しました。
参加した2人からは、「さまざまな大学が参加していたため、それぞれの専門分野に特化した意見も多く、新しい視点を発見することができた。私たちは、伝統芸能の継承や子どもたちが活躍できる施設について意見を出す機会をいただけて、とても有意義な時間であったと感じた。今後も静岡県西部の課題について発信し、地域の発展に尽力していきたい。」と、今回の発言の機会に意義を感じていました。