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2021.04.14

キャリア・パスポートのファイルをつくりました

本日の高校２年生のLHRで本年度版の「キャリア・パスポート」のファイルをつくりました。
2020年４月から、全国の小学校・中学校・高等学校で「キャリア・パスポート」の取り組みが広がっています。そもそも「キャリア」の語源は、ラテン語の「carrus（車輪の付いた乗り物）」であると言われています。よく「キャリアを積む」という時に使われますが、私達は仕事での経験を重ねる、役職に就く等の意味がキャリアと捉えがちです。しかし、それだけが「キャリア」の持つ意味ではありません。
本来なら、「キャリア」とは、学校や地域社会での学び、趣味、仕事、家庭生活など人生を通して一つ一つ積み上げていく経歴そのものが「キャリア」の持つ意味です。学校に置き換えて考えるなら、授業、LHR、学校行事、部活動など様々な場面で自分自身の生き方や将来像へ繋がる場面が多くあるはずです。
ぜひ、在校生のみなさんには、学校生活での様々な経験や学びから得たものや次に向けての目標を、「キャリア・パスポート」に蓄積していきながら、自身の能力や技能を伸ばしていってほしいと思います。「キャリア・パスポート」で、高校生活を見つめ直したり振り返ったりしながら、学びの履歴を積み重ねていくことで、今後の人生を創っていくための「道しるべ」になることを期待しています。