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講 座2022.03.012/19 第17回「発達障害児指導法基礎講座」を開催しました
浜松学院大学では、年2回、専門家や現場で活躍されている先生方を招聘し、発達障害についての新しい情報や学びの場を提供しています。2013年から始まったこの講座も、今年度で9年目を迎えました。
今年度2回目となる講座は、2月19日(土)にオンラインで行いました。
今回は、以下の4講座を実施しました。
1.「特性の理解と支援~巡回相談の現場から」
児童相談支援センター 浜松市根洗学園 巡回訪問児童指導員 山村節子
2.「発達支援~子どもの『困った』を一緒に考えよう~」
一般社団法人ぽっぷちゃいるど理事長、ありがとう保育園園長 水野久美子
浜松学院大学副学長・浜松学院大学短期大学部長 今井昌彦
3.「『見なさい』『聞きなさい』は『やめなさい』で…―感覚統合『的』にみた療育と支援を考える―」
浜松学院大学短期大学部教授・子どもの未来創造センター長 志村浩二
4.「学びの連続性の観点からみた高等学校に在籍する生徒の実態」
浜松学院大学非常勤講師 藤田則吉
参加者の方からは、次のような感想をいただきました。
・特別支援教育に関する専門的な話や高等学校での事例など、今後の教育活動に大変参考になるものばかりでした。
・とても勉強になりました。保育現場にいかせることがたくさんあり職員にも研修報告または、実践として伝えていきたいと思います。
・普段の支援方法や自分の関わりを振り返り、継続してやっていくことや、改善していくことを見直すきっかけになりました。子どもの「困り感」とともに、保護者の「困り感」に寄り添うことができるようにしたいと思いました。
・事例を交えながらの講座は普段の保育に置き換えながら学ぶことができました。困り感については園児や保護者に対してどのように対応していったら良いのか、なぜ困り感が生じるのかを学ぶことができました。
・発達障害への理解をもっと高めたいと思いました。
・具体的な物の紹介や、困難さを抱えている子の感じ方を実際にやって見せて下さり、とても分かりやすかったです。
浜松学院大学では、今後も地域の皆さまに向けた公開講座を開催する予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
静岡新聞2月25日掲載
静岡新聞社編集局調査部許諾済み
中日新聞2月20日掲載
この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています
【参考】
・2/19 第17回「発達障害児指導法基礎講座」の様子が新聞に掲載されました
・2/19(土) 第17回 発達障害児指導法基礎講座 受講生募集